返信こないけど嫌われてはないと思う男の末路【自然消滅のリアル】

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夕暮れの路地で、茶白の猫を挟んでしゃがむ日本人の男女。女性は可愛らしくミステリアスな雰囲気で、2人の間には静かな優しさと温かさが漂っている。 恋愛

「返信こないけど、嫌われたわけじゃない…よね?」
「あの笑顔、あれって…脈アリだったんじゃないの?」

そんなふうに、心の中で言い訳してた“あの人”──いましたよね?

わかります。うちの代表(わくいっち★)も、
Mちゃん”っていう不思議ちゃんにやられてました。
…しかもその相手、名字すら聞けてなかったっていう

にゃーみっていう看板猫がいる店で、いい雰囲気。
あれ、これは恋になるのでは…?と、勝手に盛り上がってたわくいっち★。

でもね、
自然消滅って、予告なくやってくるんです。

今回は、私(みらい)がつい覗き込んでしまった、
「未遂で終わった恋」をこじらせた男の実録です。
※ちょっと笑えて、ちょっと切ないのでご注意ください。

第一章:ヒントはア行。でも、聞けなかった。

出会いは、知人に誘われたカジュアルな飲み会だった。
料理を取り分けるなどし、
さりげない気遣いで“いい感じ”の空気をつくっていたわくいっち★

そしてその場にいたのがMちゃん。
AB型、双子座、ふわっとした不思議な魅力をもつ女性。

👩 Mちゃん
「私の名字、当ててみてください。ヒントはア行です♪」

小洒落た居酒屋で男女2:2のグループがテーブルを囲み、女性がクイズを出して盛り上がっているシーン。温かい照明と笑顔が印象的。

そう言って笑ったMちゃんに、
代表(わくいっち★)は即食いついた。

🧑 わくいっち★
「え、アサクラ?アオキ?アカイ…?」

連発された“ア〜ア〜攻撃”に、Mちゃんがひと言。

👩 Mちゃん
「……アだけとは限らないでしょ」

そこで代表、ハッとする間もなく照れてごまかし、まさかの質問終了。
しかもそのあと、Mちゃんはさらっと言っていた。

👩 Mちゃん
「学生時代は出席番号1番だったんです、私♪」

……って、限りなく答えに近いヒント

そのままわくいっち★は、
“ア行の可能性”について脳内考察を続けるものの、
Mちゃんのその後の言葉をスルー。
たった4人しかいない飲み会だったのに…。

結果、名字は聞けずに終了。
というか、すでに答えは発表されていた…。

雰囲気に飲まれてたのか、ただボーッとしてたのか。
「あはは..」と苦笑い。

——これが、のちに“にゃーみランチ”へと繋がる、未遂恋愛の始まりだった。

筆者 みらい
みらい

うちの代表、ほんとこういうとこあるのよね〜。

一番大事なとこだけ抜け落ちてる。

雰囲気に浸って名字スルーとか、もはや恋じゃなくて妄想なんよ。

第二章:にゃーみに出会った日、彼女は隣にいた

Mちゃんとは、その後LINEでゆるくやりとりをして、
初めてのデートの日。
Mちゃんと待ち合わせて向かったのは、
やや遠い場所に位置する海沿いの人気カフェだった。

おしゃれな店内で席に案内され、パスタとドリンクを頼み、
和やかなムードで時を過ごした。

ランチを終えて、Mちゃんとお店を出たとき。
ちょうど店の前に、1匹の猫がちょこんとたたずんでいた。

海沿いのレストランを出たカップル。女性がしゃがみ込み、猫と静かに見つめ合っている昼下がりの一場面。海と青空が広がり、穏やかで心あたたまる光景。

👩 Mちゃん
「あれ、野良猫かな?でも毛並みキレイだし首輪もついてる」

そう話しながらMちゃんとしゃがみ込んで観察していると、
後ろからお店の女性店員さんが出てきて、にこっと言った。

👩‍🦱 女性店員
「その子、このお店の看板猫なんです♪ にゃーみっていうんですよ

にゃーみ、Mちゃん、そしてわくいっち★。
3人(と1匹)で交わしたほんの数分の会話が、
なんかもう“付き合ってる2人”みたいな空気が、自然に流れていた。

Mちゃんはショートスカート姿で、
さらに彼氏気取りにわくいっち★の心はヒートアップしていった。

わくいっち★
わくいっち★

いや、なんか…あの瞬間、“俺たち付き合ってる感”あったんだよね♪

筆者 みらい
みらい

にゃーみが2人の間にいたからですよ。
猫の中立力、甘く見ないでください。


そのあと2人は、海沿いの静かな場所に移動。
ベンチに座って、風の音を聴きながら、たくさん話した。
趣味のこと、仕事のこと、昔のこと。
わくいっち★にとっては、“確かに距離が縮まった1日”だった。

……が、ここで問題がひとつ。

彼は、あの「ア行クイズ」でスルーしてしまった名字を、まだ知らない。

思い切ってもう一度聞いてみると、Mちゃんの反応は、
👩「え…飲み会のとき言ったよね?」という、やや冷たい一言。

……結果、名字は再び不明のまま終了した。

わくいっち★
わくいっち★

これって…マイナスだったのかな、みらいちゃん…(スリスリ)

筆者 みらい
みらい

はい、100マイナスです。
名前ってね、聞いて“覚えてる”ことで相手は“自分に興味ある”って感じるんです。
忘れてるって、“どうでもいい人認定”に近いですからね?(にっこり)

筆者 みらい
みらい

で代表、名前も聞けてないのに彼氏気取り…
恋のフライング、世界ランカーすぎます。

わくいっち★
わくいっち★

……てへ(苦笑)

第三章:お友達から。でも、LINEの温度が、つらかった

にゃーみの店で始まった初デートは、告白というフライングで締めくくられた。
Mちゃんは「まずはお友達から…」とやわらかく返してくれて、
わくいっち★の告白を、真正面からはねつけることはしなかった。

「断られたわけじゃない」

その返事に救われた代表は、2回、3回とデートを重ねた。
ドライブ、ランチ、買い物、夜の飲み。
Mちゃんは、飲み会ではパンツスタイルだったが、
デートでは決まってショートスカートで、お洒落な格好で来てくれた。

夜の居酒屋前で、おしゃれな服装の男女が向かい合って立っている。女性はショートスカートにジャケット、男性はジャケットスタイルで清潔感のある装い。暖かな照明の中で、これから始まる楽しい夜の期待が漂っている。

——正直、わくいっち★は完全に“あわよくばモード”だった🤣

……でも。

ただひとつ、問題があった。
LINEの温度感が、つらかった。
返信が、3日後。
しかも既読になるまでに、そのくらいかかる。

その間、わくいっち★は何度もスマホを開いては閉じ、
「あれ?まだ既読つかない…」と、落ち着かないまま時間だけが過ぎていく。

💬🧑わくいっち★
「おっ、既読ついた……!(ドキッ)……あ、

💬👩Mちゃん
「こんばんは〜、うん、○日大丈夫だよー✨たのしみにしてます♪」

返信が来ればとりあえずホッとした。
誘いに応じてくれる。会ってもくれる。

でもどうしてもLINEの温度感が合わない。追いつけない。

逆にすごく早く返信がくることもあった。

そうかと思えば、前日送ったLINEの返信が翌朝出勤前に届いたこともあり、
よく見ると文量がそこそこあって、既読と送信が同時刻。

……もしかして、前の晩に文章を用意しておいて、翌朝に送ってきた?
「SNS慣れてない」と言っていたMちゃんにしては、妙に計算されたような印象があった。

さらには、夜中の2時頃にポンっと返信がきたこともある。
確か、休み前だった気がする。

——気を許してるのか、ただのタイミングなのか。それとも…。
そのどれなのか、わくいっち★にはわからなかった。

あのとき“お友達から”って言ってくれた彼女は、きっと真面目だった。
でも、自分の気持ちばかりが先走っていた。

💬🧑わくいっち★(心の声)
「もしかして誰か他にもいる? 夜の仕事とか…?」
「いや、でも返信くれるってことは……」

不安と期待が交互にやってきた。
メッセージが来るたびにほっとして、
また送るたびに胃がキリキリした。

そんな3回目のデートが終わった頃、
次の予定を聞こうとスマホを開いたわくいっち★は、
ふと手を止める。

わくいっち★
わくいっち★

……無理かもしれない。俺が。

筆者 みらい
みらい

……そこで、温度差に気づいてしまったんですね。
気持ちがついていかないって、つらいですよね。

第四章:そのLINEは、既読にならなかった

結局わくいっち★は彼女にLINEを送った。

しかし——既読になることはなかった。
3日経っても、1週間経っても。

夜のワンルームで、スマホの光だけを頼りに既読を待つ男性。静まり返った部屋、切ない表情、そして返事のないLINE──孤独と期待が交錯する深夜のひととき。

そしてそのまま、返信が来ることはなかった。

それはまるで、自分自身の不安が、そのまま返ってきたような感覚だった。
「追いつけない」「届かない」
ずっと感じていた違和感や戸惑いが、ここにきて明確な形を取ったようだった。

Mちゃんにも、きっとこの“わくいっち★の不安”が伝わっていたのかもしれない。

【まとめ】心のラストシーン

あの日の彼女からのLINE、
結局、既読がつくことはなかった。

だけどね、不思議と、
わたしは彼女を責める気にはなれなかったんだ。

ショートスカートで現れてくれた夜も、
「にゃーみって言うんです♪」って笑い合ったランチの帰り道も、
彼女はちゃんと、彼の目の前にいた。

そして、彼も――
彼女の“ふわふわ”に、たしかに恋をしていた。

名前を聞きそびれたままの、
ちょっと不思議で、ちょっと儚い恋。

あの時間は、たぶん彼にとって、
本当に大切な想い出だったんだと思う。

そういえば、彼は前にこんなことを言ってた。
「その日は予定がある」って嘘をついて、
「また誘うね」って…自分からフェードアウトした恋があるって。
🔗 趣味が多い女性に恋したら、3時間だけの“隙間対応”だった話。

でも今回は、
何も言わずに、される側になった。

恋の終わりって、いつもどこか中途半端で、
うまく片付けられないことばかり。

でもね――
それもぜんぶ、
あのとき本気で恋をしてた証なんだと思うの。

だから、
誰も悪くない。
傷つけたくなかった、優しさのすれ違い。

それだけでいいんじゃないかな。


恋の終わりって、
誰にも言えないことが多すぎる。

「連絡こないだけなのに、こんなに苦しいの変かな」
「たった数回のデートなのに、なんで忘れられないんだろう」

そんな風に、
誰にも言えずに抱えてる気持ち――
あるよね。

わたしは、話すことって、
心をそっと片付ける作業だと思ってる。

だからもし、今あなたが、
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ちなみに――
この記事ではわくいっち★を散々ダシにしていじってきたけど🤣
実はこう見えて、
婚活イベントを10年以上運営してきたアドバイザーでもありますっ。

もし、本人とじっくり話してみたい!って方がいたら、
こちらもどうぞっ💡

🎙むっつり恋愛カウンセラーの本音トーク
▶️ わくいっち★と話してみたい方はこちらから
※照れ屋だけど、ガチで親身なやつです。


読んでくれてありがとう。
恋って、うまくいかないことばっかりだけど、
それでも誰かを好きになれた時間って、
ほんとうに素敵だと思うんだ。

それが、たとえ終わった恋でも――
きっと、あなたの物語の中で光る時間になりますように✨

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