好きな人の前で、声が出ない。
見つめることしかできず、
一言も話せないまま恋が終わっていく男子を、私は何人も見てきた。
ちなみにその中に、うちの社長・わくいっち★も含まれてます。
「だって職場だし、失敗したら気まずいし…」
「でも他の男に取られたらイヤだし…」
……そんなグルグル思考の末、
“はひふへほ”しか喋れず、恋終了。
……はい、何も言えてない音です。
しゃべろうとするたびに、喉の奥で空気が詰まって、
声にならない母音だけが、「は…ひ…ふ…へ…ほ…」って漏れていくあの感じ。
あなたも、覚えがありませんか？
この記事は、そんな男子たちの恋を救うための「再起ストーリー」。
あなたの“話せない理由”と、そこから抜け出すヒント、
私みらいが全部、ぶった斬ります。
第1章｜“好き避け男子”の始まりは、小学生だった
好きな子にはちょっかいを出す——。 それが恋のコミュニケーションだと信じていた小学生時代。休み時間に消しゴム隠したり、名前をわざとからかったり、好きって言う代わりに、好きってバレないようにバレるようなことをしてた。
あの頃は、“話しかける”ことが前提だった。 伝え方が下手でも、何かしら関わろうとしてた。黙ってる＝興味ない、っていうくらい、行動しか選択肢がなかったんだよね。
でも、大人になった今—— 好きな人ほど話しかけられない。目が合ったらそらすし、LINEなんて送るのに3日悩む。
それってなんで？
そう思ったときに気づくのは、 大人になるにつれて増えたのは“言葉の選び方”じゃなくて、“失敗した時のリスク”だった。
恥をかくことが怖い。 振られたくない。 バレたくない。 失敗して気まずくなるのがイヤ。
だからこそ、“話す”という一番シンプルなアクションが、 一番むずかしいことになっていく。
小学生の頃の方が、まだマシだった。 からかうでも、笑わせるでも、泣かせるでも……「好きだから」って、何かしらやってた。
でも今は、好きだからこそ動けない。 そんな不器用な恋のはじまりが、 “好き避け男子”の正体だった。
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【好き避けの全貌】男女別あるある行動、その心理・対処法・体験談まで完全解説！
第2章｜話せないけど、取られたくない。矛盾する恋心
話しかけられない。 だけど、他の男と話してるのを見ると、モヤモヤする。勝手に焼きもちを焼いて、勝手に落ち込む。
……でも、動けない。
この矛盾こそが、“好き避け男子”の恋の苦しさ。
特に職場だったり、同じグループだったりすると、失敗した後の空気を想像して動けなくなる。 「告白してダメだったら、もう気まずくて無理…」 「話しかけて嫌な顔されたら、俺だけが浮く」
そうやって一歩踏み出せないまま、時間だけが過ぎていく。
でもさ。 いざその子が他の男と楽しそうに話してるのを見た瞬間、 心の中で“何してんだよ俺”って叫んでるんだよね。
しかもそのうち、「あの2人、最近付き合い始めたらしいよ〜」なんて聞かされた日には……
終わった。はい終了。バイバーイ。
でも、それって“話しかけなかった自分”が全部招いたこと。 本当は、自分が動けば変わっていたかもしれない未来。
臆病とプライドと現実逃避の三つ巴で、恋を棒に振る。
それが“好き避け男子”のリアルな末路なのかもしれない。
第3章｜あの2人が付き合ってたと知った日
「え、うそでしょ……」 そんなふうに笑いながら、内心ではスーッと血の気が引いていくあの感じ。
ずっと気になってたあの子。 でも、話せなくて、近づけなくて、何もできなくて—— それでも、どこかで「まだ間に合うかも」なんて思ってた。
そんな淡い期待を、たった一言で吹き飛ばす破壊力。
「〇〇ちゃん、あの人と付き合ってるらしいよ〜」
ドンッ。
頭の中が真っ白になって、時間の流れが一瞬止まる。 目の前の景色だけが妙に鮮明に見えて、 でも現実味がない。
「あ〜〜…やっぱ、いけなかったな俺……」
誰にも言えないその後悔が、しばらく心の中に居座る。
別に相手を責めるわけじゃない。悪いのは、動けなかった自分。 でも、だからといって簡単に吹っ切れるほど、大人でもなかったりする。
話せなかったその一言が、恋のすべてを変えてしまうことがある。
“あの時、話しかけていれば——” そんな後悔が、何年経ってもふと蘇ることって、あるよね。
第4章｜好きな人と話すための3ステップ
じゃあ、ここからどうする？
話しかけられないまま、終わっていく恋ばかりじゃ、あまりに切ない。 だからこそ、“少しずつでも動けるようになるための方法”を、ここでまとめておきます。
これは、私みらいが実際に恋愛相談で見てきた中でも、「動けなかった男子が変われた」リアルな行動変化です。
【ステップ1】緊張を隠さず、正直に伝える
「ちょっと緊張してるんですけど……」 この一言を添えるだけで、相手の警戒心はぐっと下がる。
完璧に見せようとするほど、人は不自然になる。 “震えてる自分”をそのまま見せた方が、好感が持てることもあるんだよ。
👨🦳♂️：わくいっち★
「でも、緊張してますって言うのって、なんか恥ずかしいよね…」
👩：みらい
「いや言えよ。社内に“察してくれる人”私しかいないんですからね？」
【ステップ2】質問ベースで、会話のきっかけを作る
「最近ハマってることってありますか？」 「今日の服、おしゃれですね。どこで買ったんですか？」
答えやすくて、否定されづらい話題から入るのがポイント。
そして、話しながら「うんうん」ってリアクションを丁寧に入れていくと、 相手も安心して会話を広げてくれるようになるよ。
※「何て話しかければいいかわからない…」という方は、第五章【補足】で“使えるセリフ例”を紹介しています！
【ステップ3】タイミングは“静かな瞬間”を狙う
周囲が騒がしいと、緊張も倍増。 でも、誰かが席を外したタイミングや、ちょっと一息ついてる瞬間なら、 自然と話しかけやすくなる。
狙うのは、相手が「油断してる」タイミング。 その一瞬を見逃さず、シンプルな一言から始めよう。
この3ステップは、どれも「完璧なセリフ」じゃなくて、 “ちょっとだけ勇気を出すための行動”。
いきなり100点の会話じゃなくていい。 まずは、自分の中の「話せない」を、1ミリだけ崩してみて。
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第5章｜臆病な恋は、優しさでもある
誰よりも大切にしたいからこそ、話せなくなる。 うまくやりたいから、踏み出せない。
それって、ダメなことじゃないと思う。
むしろ、それだけ真剣だった証拠。
恋って、ガツガツいける人だけのものじゃない。 うまく言葉にできなくても、 話しかけられなかったとしても、 そこにちゃんと、愛しさがあったなら——
それは、あなたなりの“優しさ”だったのかもしれない。
👨🦳♂️：わくいっち★
「……俺、はひふへほだったけど、ちょっとだけ“ひ”まで言えるようになったかも🥺」
👩：みらい
「うん、“ふ”までは言えるようにしようか。せめて。」
そう。大切なのは、少しずつ前に進むこと。
恋に不器用なあなたにも、きっと届く相手がいる。
そのときはきっと、もう“はひふへほ”じゃなくて、 ちゃんと“好きだ”って言えるようになってるはずだから。
【補足】好きな人と自然に話すための“入り口フレーズ”
「話しかけるのが怖い」という悩みの正体は、 “何を言えばいいのかわからない”に集約されていることが多いです。
だからこそ、最初の一言に迷わないように、 いくつか“鉄板フレーズ”を用意しておくと、グッと気がラクになります。
🔸 きっかけ①：「あ、それ〇〇なんですね」系
✔️「あ、それ新しいスマホですか？」
✔️「それって〇〇のグッズですか？」
→ 相手の持ち物や服装、会話の中から“気づき”を切り口にした声かけ。
ポイントは、「それ〇〇ですよね？」と“答えが分かりきったこと”を聞くことで、 相手も身構えずに返しやすくなります。
🔸 きっかけ②：「それ、美味しそうですね」グルメネタ系
✔️「そのお菓子、いつも気になってたんです」
✔️「今日のランチ、どこで買ってるんですか？」
→ グルメ系は共通点を作りやすく、天気と並んで最強の“無難トーク”です。
「えーそれ美味しいんですか？気になってて！」みたいに、 “あなたを知りたい”が伝わる質問になってるとベスト。
🔸 きっかけ③：「〇〇さんって、□□詳しいですか？」頼り系ワンクッション
✔️「〇〇さんって、この操作詳しいですか？」
✔️「ちょっと相談していいですか？」
→ あえて“教えてもらう立場”にまわることで、 相手との距離をグッと縮めやすくなります。
これらのフレーズを、“会話を続けるため”じゃなくて、 “声をかけるきっかけ”として覚えておくだけでOK。
たった一言でも、自分から話しかけられた経験って、 相手の記憶にはちゃんと残ります。
まずは、「何を言えばいいか」だけ、 一つだけポケットに入れておきましょ。きっとそれが、あなたの恋のスタートラインになりますから。
【まとめ】“はひふへほ”の先に、ちゃんと恋はある。
好きな人の前で、何も話せなくなる。 目が合っただけでドキドキして、言葉が出てこない。
その不器用さは、ときに恋のチャンスを遠ざけてしまうけど——
でもね。
あの日、話しかけられなかった自分を責めなくていい。
その沈黙の裏に、ちゃんと気持ちはあった。 優しさがあった。愛しさがあった。
だからこそ今、もう一度だけ自分に聞いてみてほしい。
「次は話しかけられるかな？」
その問いに、ほんの少しでも「うん」って思えたら、 あなたはもう、“はひふへほ”を卒業し始めてる証拠です。
恋は、いつだって臆病な人のところにも、ちゃんとやってきます。
だから、大丈夫。
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