よく喋る女は、モテない──?
いいえ。
明るくて話しやすく、会話を盛り上げられる女性は、
むしろ第一印象では好かれやすい存在です。
ところが、最初のデートは楽しかったはずなのに、
2回目、3回目になると男性の反応が薄くなる。
連絡が減り、誘われなくなり、
理由も分からないまま静かに離れていく。
「私、何か変なことを言った?」
「やっぱり喋りすぎたのかな」
そんな一人反省会を開いたことがある女性も、
少なくないかもしれません。
この記事で紹介するのは、
婚活イベントに10年以上携わってきた男性が、
理想どおりの美人とマッチングしながら、
デートを重ねるうちに気持ちが冷めていった実体験です。
彼女は美人で、愛想もよく、会話も楽しい。
それでも彼は、ある日のデート中に、
「早く帰りたい」と思ってしまいました。
なぜ、「楽しい女性」が
「また会いたい女性」にはならなかったのでしょうか。
照らすオフィシャルブログ編集部・恋愛担当のみらいが、
そのとき男性の中で起きていた変化を、実体験から紐解いていきます。
よく喋る女はモテる?第一印象ではむしろ有利
まず前提として、
よく喋る女性は、決してモテないわけではありません。
明るくて、リアクションがよく、
初対面でも会話を途切れさせない。
男性からすれば、
- 緊張せずに話せる
- 自分に興味を持ってくれているように感じる
- 一緒にいる時間が楽しくなる
といった、分かりやすい魅力があります。
マッチングアプリでも婚活イベントでも、
会話が弾む女性は印象に残りやすく、
「感じのいい人だった」
「また話してみたい」
と思われる可能性も高いでしょう。
だから、
「喋りすぎる女は男に嫌われる」
と単純に考えて、
無理におとなしく振る舞う必要はありません。
ただし──
第一印象で好かれることと、
恋愛対象として惹かれ続けることは、少し違います。
最初は、明るくて楽しい。
沈黙もなく、デートも盛り上がる。
ところが、何度か会ううちに、
男性の中で少しずつ感覚が変わっていくことがあります。
楽しくないわけではない。
嫌いになったわけでもない。
それなのに、
「もう一度会いたい」という気持ちだけが、
なぜか前ほど湧いてこない。
この変化は、
女性の容姿や話題の面白さだけでは説明できません。
では、男性の中では、
いったい何が起きていたのでしょうか。
ここから紹介するのは、
理想どおりの美人と第一希望同士でマッチングしながら、
デートを重ねるうちに心が冷めていった男性の実体験です。
なお、よく喋る女性の中でも、
「美人で面白い女性」が男性を惹きつける理由については、
こちらの記事で詳しく整理しています。
▶ 美人で面白い女性はなぜモテる?男が沼るギャップと恋愛心理
【体験談】よく喋る美人に男が静かに冷めた理由

ここからは、
婚活イベントに10年以上携わってきた男性が、
一人の参加者として恋に向き合ったときの話です。
普段は司会や進行を担当し、
数多くの男女が出会う瞬間を見てきた彼も、
この日ばかりは相手を探す側でした。
そこで出会ったのが、
見た瞬間に「この人だ」と思うほど、好みに合った女性です。
小柄で清潔感があり、
派手ではないのに自然と目を引く。
笑顔も明るく、話しかければよく笑う。
会話にも困らず、初対面とは思えないほど話しやすい女性でした。
外見だけでなく、
その場で受けた印象も申し分ありません。
「もっと話してみたい」
「できることなら、この人と付き合いたい」
そう思った彼は、
迷うことなく第一希望に彼女の名前を書きました。
そして、結果発表。
二人は、第一希望同士でマッチングしました。
相手からも選ばれていたことが分かり、
彼の期待は一気に高まります。
外見は理想どおり。
話していて楽しく、彼女からの印象も悪くない。
少なくとも、この時点では、
気持ちが冷める理由など一つも見当たりませんでした。
ところが、マッチング後に何度かデートを重ねるうちに、
彼の中に小さな違和感が生まれ始めます。
何度か会ううちに、楽しいはずのデートで疲れ始めた
マッチング後、
二人は食事やドライブ、映画など、
何度かデートを重ねました。
彼女は相変わらず明るく、
話題も豊富で、会話が途切れることはほとんどありません。
彼が話せばよく笑い、
自分からも次々と話を広げてくれる。
傍から見れば、
順調に距離を縮めている二人に見えたはずです。
実際、彼も最初のうちは、
彼女との時間を楽しんでいました。
ところが、何度か会ううちに、
デートを終えたあとの感覚が少しずつ変わっていきます。
「楽しかったはずなのに、なぜか疲れている」
嫌なことを言われたわけでも、
彼女に欠点が見つかったわけでもありません。
ただ、彼女の話に相づちを打ち、
笑いながら過ごしているはずなのに、
デートのあとには、
なぜか疲れだけが残るようになりました。
それでも彼は、
「今日は仕事で疲れていたのかもしれない」
「まだお互いに緊張しているだけだろう」
と、深く考えないようにしていました。
何より彼女は、
最初に思い描いたとおりの魅力的な女性です。
少し疲れたくらいで、
せっかく始まった関係を終わらせたくはありませんでした。
しかし、ある日のデートで、
その小さな違和感は、無視できない感情へと変わります。
「あ、俺……早く帰りたいかも」と思った瞬間

その日も、
二人の会話は途切れていませんでした。
彼女は楽しそうに笑い、
一つの話が終わると、また次の話題へ。
彼も笑いながら相づちを打ち、
表面だけを見れば、いつもどおり楽しいデートです。
ところが、ランチで向かい合っていたとき、
彼の中にふと、こんな気持ちが浮かびました。
「あれ……俺、もう帰りたいかもしれない」
彼女に嫌なことをされたわけでも、
機嫌を損ねるような発言があったわけでもありません。
それなのに気づけば、
「次は何を話そう」ではなく、
「いつ帰ろう」と考えていました。
楽しいはずなのに、なぜか疲れている。
惹かれていたはずなのに、気持ちがついてこない。
彼自身も、
その理由をうまく説明できませんでした。
ただ、この日を境に、
彼女へ向かっていた気持ちは、静かに勢いを失い始めます。
そして、「下心すら湧かなくなった」
それからも、
二人は何度か会いました。
彼女は変わらず明るく、
会話もよく弾みます。
彼も表面上は笑い、
いつもどおりデートを続けていました。
けれど、彼の中では、
以前とは明らかに違う変化が起きていました。
彼女に触れたいと思わなくなっていたのです。
最初に出会ったときは、
「付き合えたらいいな」と思っていました。
第一希望同士でマッチングしたときには、
この先の関係を想像し、期待もしていました。
それなのに今は、
隣に座っていても、距離を縮めたいと思わない。
手をつなぎたいとも、
もっと近くにいたいとも感じない。
彼女が嫌いになったわけではありません。
見た目の魅力がなくなったわけでも、
決定的な欠点が見つかったわけでもありません。
ただ、会うたびに少しずつ、
「この人と一緒にいたい」という気持ちより、
「一人になって休みたい」という感覚のほうが強くなっていた。
デートの終わりが近づくと、
どこかホッとしている自分にも気づきました。
そして後になって、
彼は当時の気持ちをこう振り返っています。
「気づいたら、下心すら湧かなくなっていた」
恋が冷めるとき、
必ずしも大きな出来事が起きるとは限りません。
喧嘩もない。
失言もない。
はっきり嫌いになる理由もない。
それでも、会うたびに心が消耗していくと、
相手へ向かっていた気持ちは少しずつ弱くなっていきます。
恋の終わりは、拒絶ではなく、
「もう近づきたいと思わない」という静かな感覚から始まることもある。
では、彼の気持ちをそこまで変えたものは、
本当に彼女の「喋りすぎ」だったのでしょうか。
男が冷めた理由は、「よく喋ること」ではなかった
ここまで読むと、
「やっぱり、女が喋りすぎると男性は冷めるんだ」
そう感じた人もいるかもしれません。
でも、彼が疲れていった理由は、
単純に彼女の話す量が多かったからではありません。
彼女の話は面白く、
リアクションも明るい。
男性を困らせようとしたわけでも、
自分だけが楽しければいいと思っていたわけでもないでしょう。
むしろ彼女は、
「沈黙させたくない」
「楽しんでもらいたい」
「もっと自分を知ってほしい」
そんな気持ちから、
会話をつなぎ続けていたのかもしれません。
ただ、その時間が続くうちに、
彼の中では少しずつ、ある感覚が失われていました。
「自分もこの会話の中にいる」と感じられなくなっていたのです。
彼女の話を聞き、笑い、相づちを打つ。
けれど、自分が何かを感じても、
言葉にする前に次の話題が始まる。
話を返そうと思った頃には、
会話はすでに別の場所へ進んでいる。
そうして彼は、知らないうちに、
会話を楽しむ側ではなく、
会話についていく側になっていました。
この状態が続くと、
男性は「つまらない」と感じるより先に、
心の中で疲れ始めます。
そして疲れが積み重なると、
「もっと話したい」より、
「少し静かになりたい」
という気持ちが強くなっていくのです。
つまり、彼を遠ざけたのは、
彼女の明るさでも、話好きな性格でもありません。
二人の会話の中に、
彼の気持ちが入る余地が少なくなっていたこと。
言葉はたくさん交わされているのに、
心は少しずつ置き去りになっていた。
それが、彼自身にも説明できなかった
「楽しいのに疲れる」という違和感の正体でした。
よく喋るのに、一緒にいて居心地がいい女性は何が違う?
よく喋る女性でも、
なぜか一緒にいて居心地がいい人はいます。
話題が少ないわけでも、
聞き役に徹しているわけでもありません。
むしろ、よく笑い、よく話し、
その場を明るくしてくれる。
違いがあるとすれば、
会話を途切れさせないことよりも、
相手の反応をきちんと受け取っていることです。
自分だけで会話を進めるのではなく、
相手の表情や言葉を受け取りながら、二人のペースをつくっていく。
よく喋る女性が恋愛をうまく進める会話の3つのコツ

では、話好きな魅力を抑えることなく、
男性に「もっと話したい」「また会いたい」と思ってもらうには、
何を意識すればよいのでしょうか。
ここからは、すぐに取り入れやすい
3つのコツを見ていきましょう。
① 話し終わったあと、一拍だけ置く
オチまで話したら、
すぐに次の話題へ進まない。
一呼吸分だけ、
相手が反応する時間を残してみてください。
この一拍があるだけで、男性は、
「自分も会話に参加している」と感じやすくなります。
② 相手が笑ったら、続きを足さない
笑ってもらえるとうれしくなり、
「それでね」「しかもね」と話を重ねたくなるものです。
でも、笑いが起きた瞬間は、
その話が相手に届いた一つの完成形。
すぐに言葉を足さず、
二人でその反応を味わってみましょう。
その短い余韻が、
会話に居心地のよさや色気を生みます。
③ 全部説明しきらない
話が盛り上がるほど、
背景や経緯まで全部伝えたくなることがあります。
でも、ときには少しだけ残してみる。
「これは、また今度話すね」
「その話、ちょっと長くなるから(笑)」
そんな“未完”があることで、男性の中に、
「もっと知りたい」という興味が残ります。
この3つに共通しているのは、
無理に話す量を減らすことではありません。
相手が反応し、感じ、言葉を返す時間を残すこと。
その時間があるからこそ、男性は、
- 「今の話、よかったな」と余韻を感じられる
- 自分の気持ちを言葉にできる
- 自然と「もっと一緒にいたい」と思える
話好きな魅力は、そのままで大丈夫です。
会話を一人で埋めるのではなく、
相手が入ってこられる場所を少し残す。
それだけで、会話は、
「楽しかった」で終わる時間から、
「また会いたい」と思われる時間へ変わっていきます。
【まとめ】話好きな魅力は、そのままでいい
よく喋る女性が、
恋愛で不利になるわけではありません。
明るさや話題の豊富さは、
相手の緊張をほぐし、二人の時間を楽しくしてくれる魅力です。
ただ、ときどき言葉を止めて、
相手の表情や反応を待ってみる。
大切なのは、話す量を減らすことではなく、
二人で会話をつくれる時間を残すこと。
それだけで、男性が抱く印象は、
「楽しい人」から、
「また会いたい人」へ変わっていきます。
とはいえ、恋が終わった理由は、
自分一人で考えてもなかなか答えが出ないものです。
……ということで。
ここまで紹介してきた体験談は、実は──
当社社長・わくいっち★が、
過去に経験した、少々お粗末な恋の実話でした。
当時は本人も、
なぜ気持ちが冷めてしまったのか、うまく説明できなかったそうです。
恋愛の違和感は、
時間が経って誰かに話してみて、初めて見えてくることがあります。
「あのとき、何がいけなかったんだろう」
「次はどう接すればいいんだろう」
そんな一人反省会から抜け出せないときは、
誰かに話しながら気持ちを整理してみるのも、一つの方法です。