いい感じだったのに、なんで俺は動けなかったんだろう?

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健康ランドで働く高校生男女。恋に落ちそうで落ちない、“恋人未満”の関係を表すイラスト。 恋愛

——職場恋愛に踏み出せない男に贈る、“高校バイトの恋”からの教訓。

「なんか…いい感じな気がするんだけど」
職場のあの子と目が合えば、お互い笑ってる。
たまたま昼休憩がかぶると、自然と会話も続く。

でも、付き合ってるわけじゃない。
かといって、完全に脈ナシとも思えない。

——それってつまり、“恋人未満の関係”

動くべきか。
このまま距離を縮めていいのか。
いや、職場だし……勘違いだったら最悪だし……。

そうやってモヤモヤしてるあなたに、
かつて“自ら恋を終わらせた男”の話をしようと思う。

彼は高校生。
健康ランドのバイトで出会った可愛い子と、いい感じになった。
でもある日、その彼女の顔が——「大川」に見えた。

それだけで、恋心が消えた。

バカみたいだろ?
でも、そういう“よくわからない理由”で動けなくなる男は、案外多い。

これは、職場恋愛に踏み出せない大人たちのための、
青春ラブ未遂記録であり、恋の反面教師エッセイ
です。

第1章|制服はピンク、心はモヤモヤ。健康ランドでの出会い

👧【編集部:みらい】
うちの代表、わくいっち★が「職場恋愛ってアリ?」とか言い出した時、
てっきり最近の話かと思ったら——まさかの、高校バイト時代の話でした🤣

でもこの人、元・婚活イベント司会者。
数えきれない恋のスタートとエンドを見てきたプロだから、
未遂の恋ですら、めっちゃ考察できるんですよ。

👨‍🦱【わくいっち★】
いやいやいやいやいや。
あれは俺にとって、ちゃんとした”職場”だったし?
ほんとにちょっと恋、してたし?🥺


高校時代、俺は地元の健康ランドでバイトをしていた。
男子の制服は肌色のシャツに黒のズボン、そして黒の蝶ネクタイ。
女子はピンクのシャツに同じく黒ズボン、そしてやっぱり蝶ネクタイ。

……今振り返ると、どこかレトロな雰囲気はあったけど、
当時は別に違和感もなかったし、むしろ新鮮で締まった感じが心地よかった。

そんなある日——
俺と同じ日にバイトを始めた女の子がいた。

日焼けした健康的な肌に、ショートカット。
細身でハツラツとした雰囲気、確か陸上部だったと思う。

他にも同時期に入ったバイト仲間がいたんだけど、
その子とはなぜか2人で話す時間が自然にできることが多かった。

👧【みらい】
それ、気になってる女の「接触回数が増えると恋心が芽生える」ってやつじゃん。

👨‍🦱【わくいっち★】
いや〜、当時はそんなこと全然わかってなかったんだけどね😅

昼休憩も社員食堂で一緒になることが多くて、
2人で話しながらごはんを食べる時間が、けっこう自然に流れていった。

高校生アルバイトの男女が社員食堂で会話する、制服姿のほのぼのとした恋のはじまり。

何を話したかなんてもう覚えてない。
でも、「あれ?もう休憩終わり?」って思うくらい、時間がすぐ過ぎていったのは覚えてる。

特別なことはなかった。
俺から何か仕掛けたわけでもないし、告白なんてもちろんしてない。

でも、今になって思う。

たぶんあれが、俺にとって最初の“恋人未満”だったのかもしれない。

👧【みらい】
で、何もしないまま終わったわけだ。へぇ〜〜〜(煽り)

👨‍🦱【わくいっち★】
う、うん……そのまま疎遠になって、俺もバイト辞めたし……。

最初の“動けなかった恋”。
それが俺の青春のはじまりだった。

第2章|出戻り先で出会った、ピンク制服のセンター

一度バイトを辞めたあと、しばらくしてから、また健康ランドに戻ってきた。
なんとなく、暇ができたから。

別に「どうしても働きたい!」ってわけじゃなかったけど、
「時間あるし、また行ってみようかな」っていう、ゆるめの再スタートだった。

でもその“出戻り”が、思わぬ再会——いや、新たな出会いを生むことになる。

その日、制服のピンクがまぶしく見えた。
女子3人組の新人が入ってきていて、なんかやたらとキラキラしてた。

そして、その中にいた。
ひときわ可愛い、小柄で色白の子。

「……え、めっちゃ可愛くない?」

その第一印象は、今でもはっきり覚えてる。

3人の中でも明らかに目立ってて、
もしアイドルグループだったら絶対センターだろって感じの存在感。

他の2人のことは……正直、「いた」ってことしか覚えてない。
でも彼女のことは、なぜかずっと覚えてる。

それって、やっぱり“なにか”あったんだと思う。

たいていは3人で行動してたけど、
なぜか彼女とは、2人きりになるタイミングも多かった。

そして、話すこともけっこうあった。

なんでもない会話なんだけど、
こっちが話しかけても、ちゃんと笑顔で返してくれて、
その笑顔がまた、絶妙に可愛かった。

冗談もけっこう言い合ってたと思う。
ちょっとしたひと言で吹き出してくれたり、
からかいっぽく返されたり。

「なんか、テンポ合うな〜」って、勝手に嬉しくなってた。

👧【みらい】
え、完全に“気がある”パターンじゃん、それ。

👨‍🦱【わくいっち★】
……そうなのかなぁ。当時はとにかく、話してるだけで楽しくてさ😅

もちろん、付き合ったわけじゃないし、告白もしてない。
でも、“いい感じの空気”は、確実にあった(と信じてる)。

なんなら、他のメンバーがいる前でも、ちょっとだけいちゃついてた(※当社比)。
それがもし、俺の思い込みだったとしても。

あの頃の俺にとっては、まぎれもなく、
「この子と、なにか始まるかも」って思えるくらいの存在だった。

第3章|そして事件は起きた。「あれ、大川…?」

あの日もいつものように、バイトは穏やかに進んでいた。

その彼女は、笑顔でお客様のもとへ料理を運んでいた。

ピンクの制服、キビキビとした動き。
やっぱ可愛いなぁ……なんて思いながら、何気なくその様子を見ていたその時だった。

——え?

……あれ、大川……?

健康ランドの制服でバイト中の女子高生。未遂の恋を思い出す、切ない青春のワンシーン。

料理を置いたその顔。
一瞬だけど、ほんとに一瞬だけど。

“大川”だった。

高校の同級生、男。

いつも2、3人で行動してる、ちょっと地味めなグループにいたやつ。(俺含む)

彼とはけっこうよく遊んでた。
しょうもないことで笑い合ったり、お互いの家に行ったり来たり。
なんていうか、「派手じゃないけど気の合う仲間」って感じ。

なのに、なんでこのタイミングで大川……。

彼女の顔が、
“あの大川”にしか見えなくなった瞬間。

👧【みらい】
ちょっと待って、それだけで恋心が消えることある⁉️
「美少女→大川」ってどういうバグ?笑

👨‍🦱【わくいっち★】
自分でも信じられないんだけど……ほんとに、一気に冷めたのよ……😇

その瞬間、恋心がシュ〜〜〜ッて消えた。
アイドルがマスク外したら、実はお兄ちゃんだったみたいな、そんな衝撃。

「いやいや、今の見間違いだよな……」って自分に言い聞かせながら、もう一度彼女の顔を見る。

でもダメだった。

目が、大川なんよ。

あれから、俺の中で何かが完全に崩れた。

その後、彼女がどれだけ笑ってくれても、もう“大川”がチラついてしまって……。

👧【みらい】
ねぇ……その後の恋の見え方、ぜんぶ“大川フィルター”入ってない?笑
※恋を邪魔する男、まさかの脳内映像出演🤣

👨‍🦱【わくいっち★】
そう……もう、どんなに可愛くても「大川に似てないか?」ってチェック入るようになった😭

そして気づいたら、その恋は自然に終わっていた。

付き合うことも、告白することもなかった。
でも、確かに“いい感じ”だった空気はあった。

……それを壊したのは、

他でもない、自分の目と、大川だった。

第4章|恋人未満って、なんでずっと残るんだろう

彼女とは、その後も普通に顔を合わせてた。
バイト中に話すこともあったし、ニコッと笑ってくれることもあった。

でも、大川。

あの一瞬の大川フェイスの呪いが、じわじわ効いてくる。

たぶん向こうは、何も変わってない。
いや、むしろちょっとずつ距離を縮めようとしてくれてたのかもしれない。

でも、こっちの心が、勝手に後退していった。

👧【みらい】
ちょっと待って、大川本人より“脳内の大川”が最強なの意味わかんないんだけど🤣

👨‍🦱【わくいっち★】
ほんとそれ。大川、何もしてないのに、俺の中の恋を破壊してった……。

結局、彼女とは何もなかった。

2人でどこかに出かけたわけでもない。
何かを約束したわけでもない。
連絡先すら交換してなかった。

でも、ずっと記憶に残ってる。

告白して振られたわけでもない。
付き合って別れたわけでもない。

ただ、“いい感じ”だった記憶だけが残ってる。

それが、
「恋人未満」のいちばん厄介なところかもしれない。

【まとめ】恋が終わったんじゃない。ただ、大川がそこにいただけだ。

あの頃の彼女の顔は、正直もう思い出せない。
仕草も声も、どんな会話をしたかも、ぼんやりしてる。

でも、制服のピンクと黒の組み合わせはなぜか覚えてる。
そして——
なぜか、その時だけはっきり覚えてる。
“あの顔が、大川に見えた”っていう、その瞬間だけは。

👧【みらい】
記憶って、優しさよりもインパクトで残るのね🤣
(しかも、大川って誰よ)

恋が終わる理由って、たいていは説明できないものだと思ってた。
でも俺の場合は、わりとはっきりしてた。

ただそれでも、彼女のことはたしかに「いいな」と思ってた
話してて楽しかったし、可愛いと思ったし、
冗談も通じる、明るくて親しみやすい子だった。

——だからこそ、不思議なんだ。

たった一瞬の、
「ん?なんか誰かに似てる…うわ、大川!」
ってだけで、恋って本当に止まるんだって。

そして、今だったら違ったはず。

スナックで働いてた女の子が、
「私、芸人の〇〇に似てるって言われるんだよ〜」って笑ってた。
たしかに似てたし、聞いた瞬間、うっかり脳内に定着しかけたけど——

でも、だから何?って思えた。

似てるかどうかじゃない。
その人自身の空気や笑い方、ちょっとした気遣い、
そういう全部があって、その人なんだって思えた。

むしろ、あの時みたいに恋を手放してしまったことを、ちょっと後悔してるくらい。

👧【みらい】
わくいっち★、大人になったね……🤣
大川に惑わされない未来、きっとあるよ✨

👨‍🦱【わくいっち★】
いや、そっからもう30年経過してますんで🤣

恋って、“誰かを好きになる”っていうより、
“自分の中の何が反応するか”を知る旅なのかもしれない。

未遂だったあの恋が、今になってようやく、
そう教えてくれた気がしてる。

💡そして、もしあなたが——

「今、ちょっと気になる人がいる」
「でも、自信が持てない」
「なんか気持ちが揺れてる」

そんなふうに感じてるなら——
今のあなたの“恋の現在地”、誰かに話してみてもいいかもしれません。

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恋がうまくいくかどうかよりも、
自分の気持ちに素直でいられることの方が、きっとずっと大事なんだと思う。

「誰にも言えなかったあの恋」こそ、誰かに話してみたらラクになることもある。
この記事を読んだあなたなら、きっとその気持ち、少しわかるかもしれません。

👧【みらい】
大川で終わった恋も、ちゃんと意味があったってことだよね🤣

 

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