「おはよう」で落ちていた──遠距離でも続いたキャバ嬢LINEの真実

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「おはよう〇〇❤️」

出社して第一声、当社社長の挨拶。

しかも私、みらいなのに──
呼ばれたのは、別の女の名前でした。

「……は?」と思って聞けば、
その名前は、キャバ嬢

(まだ酒とキャバ嬢の余韻が抜けてないようね、コノヤロー)
と心の中で叫びながら、
今日も遠慮なく超ダメ出しする、恋愛編集部 みらいです🤣

今回は、そんな社長 わくいっち★ が、
今でも決して忘れることのない、
遠く離れたキャバ嬢との出来事をお送りします。

世界随一かどうかはさておき──
少なくとも本人にとっては、
一生、心のどこかに残っている実話です。

これは、「キャバ嬢を落とすテクニック」の話ではありません。

テンプレの攻略法でも、
都合のいい夢物語でもない。

遠距離でも続いてしまった、
あるキャバ嬢とのリアルなLINEのやり取りを通して、

「営業」と「素」のあいだにある、
なんとも言えない境界線を、
そっと一緒に見つめ直すための物語です。

この記事で分かること

  • キャバ嬢とのLINEが、なぜ遠距離でも続いたのか
  • 営業とも本気とも言い切れなかった、その理由
  • 「キャバ嬢と付き合う」関係が生まれる前段階に、何があったのか

「おはよう」から始まったキャバ嬢LINE

キャバ嬢とのLINEが続く理由は、特別な言葉でも、駆け引きでもなかった。
大げさな好意も、計算もない。
すべては、たった一言の「おはよう」から、静かに始まっていた。

スマホを見つめながら穏やかに微笑む女性。お昼過ぎ、まだ寝起きの余韻が残る中で返すLINEの温度と、迷いを含んだ心理を表現した情景

福島出張の初日。
ふらっと入った店で出会った、H(仮名)。

小柄で華奢。
白い肌にロングヘアがよく似合う、
“きつね顔”の美人だった。

南東北特有の、あの柔らかい訛り。
地元の人間らしい、飾らない人柄。

派手なキャバ嬢が並ぶ中で、
Hだけが、
どこか控えめで、自然体だった。

名刺を受け取り、軽く話して、
ただの「よくある接客」で終わるはずだった。

翌々日には新潟へ戻る予定の、
ほんの一瞬の出会い。

翌朝、
ありきたりな「おはよう」のLINEを入れる。

そしてお昼過ぎ、
まだ寝起きの感じが残る、
「おはよう…🥱」の返信。

その一言には、
気取った営業文句も、
人を試すような温度もなかった。

ただ、
生活の途中から、そのまま返ってきた言葉だった。

この一言を皮切りに、
まさかLINEが続くことになるなんて、
そのときは思いもしなかった。

遠く離れても、LINEだけは切れなかった

新潟に戻ってからも、
HとのLINEは不思議と途切れなかった。

毎日やり取りするわけじゃない。
朝から晩まで続くような関係でもない。

それでも、
ふと送ると、
遅くなっても、ちゃんと返ってくる。

「今日は寒いね」
「今からお店」
「これから買い物」

どれも、
正直、どうでもいい内容だ。

でも、その「どうでもよさ」が、
なぜか心地よかった。

仕事の話もしない。
未来の約束もしない。
会う予定も、次の話もない。

ただ、
生活の隙間に、ぽつりと届く言葉だけがあった。

最初は、
俺もただの客にすぎなかったと思う。

でも、
口説こうとか、
距離を詰めようとか、
そういう発想は、不思議と浮かばなかった。

だから、
変に盛った言葉も使わなかったし、
無理に話題を作ることもしなかった。

その空気は、
店の中だけじゃなく、
LINEにも、そのまま滲んでいたんだと思う。

距離は遠いし、
すぐに会える関係じゃない。

でも、
もし近くにいたら、
もっと軽いLINEで、
それなりの関係で終わっていた気もする。

離れていたからこそ、
会えない時間が、
適度な温度を作っていた。

それは、
駆け引きでも、
計算でもない。

ただ、
自然なやりとりだった。

だからLINEは、
切れなかった。

もう会うことはないと思っていた、Hとの再会

もう会うことはないかもしれない。
そんなふうに思っていた頃、
再び福島での出張が決まった。

日程を組んだ瞬間、
真っ先に頭に浮かんだのが、
Hだった。

また会える。
そう思ったとき、
自分でも分かるほど、
気持ちが少しだけ昂った。

「飲みに行けるな」でも、
「遊べるな」でもない。

Hに、もう一度会いたかった。

ただ、それだけだった。

出張前、
何気ない流れで、
その日の出勤を聞いてみた。

返ってきたのは、
「出勤だよ」という、
いつも通りの返事。

出張で行くことは、
あえて伝えなかった。

当日、
仕事を終え、
晩ご飯を済ませてから、
そのまま店へ向かった。

顔を見せた瞬間、
Hは一瞬、
ぽかんとした表情を浮かべた。

それからすぐ、
前と同じように、
何でもない話で笑い合う、
いつもの空気に戻った。

久しぶりでも、
気まずさはなかった。

そして実は、
このあともう一度、
福島への出張があった。

そのときも、
また自然に、
Hと再会することができた。

偶然みたいで、
でも、
どこか必然にも思える再会だった。

キャバ嬢と“一人の女性”の境界線が消えた瞬間

もうこの頃の俺は、
完全にHにどっぷりだった。

手慣れた男なら、
とっくにあの手この手で、
仕掛けていたのかもしれない。

よくある話として、
「通い詰めて落とす」ってパターンもあると思う。

それが得意な男もいるし、
そういうアプローチに落ちる女もいる。
それはそれで、ひとつの戦略だ。

でも、
俺の場合は違った。

回数じゃない。
テクニックでもない。

気に入ったキャバ嬢を、
片っ端から口説くこともしない。
反応のいい子に流れることもしなかった。

最初から、Hしか見ていなかった。

ただ、
Hという一人の女性を、
ちゃんと選んでいただけだ。

その立ち位置は、
店の中でも、自然と伝わっていた。

俺が店に顔を出すと、
周りのキャバ嬢が、
笑いながら言う。

👩「Hちゃん〜、わくいっち来たよ〜♪」

冷やかしにも、
からかいにも聞こえる。
でも、それがまた男心をくすぐった。

それは、
「この人はHの客」
という、
ちょっとした公認みたいな空気だった。

そのとき、
俺ははっきり確信した。

ここにはもう、
キャバ嬢と一般女性の境界線はなかった。

あったのは、
一人の女性に向けた、特別な気持ちだけ。

遠距離だったからこそ、
それは、
余計な欲や駆け引きを削ぎ落とした、
まっすぐな形で伝わったんだと思う。

「俺は、お前しか見てない」
そんな言葉を、
口に出したことはない。

でも、
行動と立ち位置が、
ずっとそう言っていた。

だから、
LINEにも、
店での空気にも、
そのまま滲んでいた。

これは、
テクニックの話じゃない。

誰かを「落とす」話でもない。

ただ、
一人の女性を選び続けた男の話だ。

普通の男が、
純粋に、
一人の女として見ただけの話。

キャバ嬢の“素の本音”が出る瞬間

何かが急に変わったわけじゃない。
温度が一気に上がったわけでも、
逆に冷えたわけでもなかった。

それでも、
HとのLINEは、
あの距離感のまま、静かに続いていた。

遠距離なのに、
不思議なくらい、
生活の気配だけは、ずっとつながっていた。

ある日、
冗談半分のノリで、
こんなLINEを送った。

「俺たち、付き合って結婚とかアリかな?」

深い意味はなかった。
空気を探るつもりでも、
答えを求めたわけでもない。

ただ、
その距離感のまま、
どんな言葉が返ってくるのか――
少しだけ、知りたくなった。

返ってきた言葉は、
完全に予想外だった。

「実家に入ってくれたらいいよ」

……え?

その一文を見た瞬間、
胸の奥に、
何百キロもの重しが、
どすんと落ちた。

冗談の温度じゃない。
笑って流せる軽さでもない。

そこには、
生活と、
家族と、
現実があった。

この瞬間、
はっきり分かった。

このLINEは、
もう営業だけでは説明できない

だからといって、
本気だと、
言い切れるわけでもない。

ただ――
「素」が混じった瞬間だけは、
たしかに、そこにあった。

遠ざかったのは、気持ちじゃなかった

あの一言のあと、
何かが急に変わったわけじゃない。

LINEは、それまでと同じように続いていた。
間隔も、言葉の温度も、
大きくは変わっていない。

それでも、
俺の中では、
はっきりと何かが動いていた。

冷めたわけじゃない。
嫌いになったわけでもない。

ただ、
先の景色が、急に見えてしまった。

地元を離れること。
仕事をどうするか。
生活の場所。
家族との距離。

今までは、
ぼんやりしていたものが、
具体的な輪郭を持って、
目の前に並んだ。

どれも、
簡単に動かせるものじゃない。

それに気づいた瞬間、
俺は、
前みたいに無邪気に、
言葉を送れなくなっていた。

返信を書くまでに、
少し考える時間が増えて、
送信ボタンを押す前に、
画面を閉じることもあった。

それは、
逃げたかったからじゃない。

軽く返してしまうには、
もう知りすぎてしまった
だけだった。

好きかどうかじゃない。
会いたいかどうかでもない。

その先に、
自分が進める未来かどうかを、
無視できなくなった。

だから、
俺は少しずつ、
一歩だけ、距離を取った。

切ったわけじゃない。
終わらせたわけでもない。

ただ、
答えられないままの未来が、
そこにあった。

終わらせたわけじゃないまま、終わっていた

はっきりと、
終わりの言葉を交わしたわけじゃない。

喧嘩もしていない。
どちらかが、
急に嫌いになったわけでもない。

ただ、
連絡の間隔が、
少しずつ空いていった。

返事を待つ時間が伸びて、
その時間にも、
だんだん慣れていった。

「今日は来ないな」
そう思う日が増えて、
それが当たり前になった。

それでも、
完全に切れたわけじゃない。

ときどき届く一言に、
まだ少しだけ、
心が動く。

でも、
もう前みたいに、
追いかけることはなかった。

終わらせたわけじゃない。
ただ、
終わっていっただけだった。

それは、
冷めたからじゃない。
距離のせいでもない。

未来に踏み切れなかった
それだけのことだった。

だからこの関係は、
失恋でも、
成就でもない。

未遂のまま、残った恋だった。

遠距離でも続いたLINEには、
営業だけでは説明できない、
確かな温度があった。

「おはよう」の短文に滲む、
生活の匂い。

整いすぎない言葉に見える、
小さな乱れ

毎日じゃないのに、
なぜか切れなかった、
あの距離。

――あなたのスマホにも、
あの頃の未遂のメッセージは、
残っていませんか。

もしそうなら、
その一行の裏側にあった、
温度を、
そっと思い出してみてください。

ここまで読んで、少しでも引っかかったなら

それは、勘違いじゃない。
ちゃんと、気持ちが動いていた証拠。

▶︎ 元キャバ嬢に、今の温度をそのまま話してみる

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