「タイミングが悪かっただけ」——そう思って終わった恋、ありませんか?
でも実は、それだけで説明がつく恋なんて、ほとんどないんです。
気づかないうちに繰り返している“あるパターン”こそが、未遂の正体。
LINEの既読スピード、たった一言の冗談、会うまでの導線…。
一見ささいなことが積み重なって、気づけば「惜しかった恋」になっている。
この先で紹介するのは、当社社長わくいっち★が体験したリアルな未遂エピソード。
その中に、あなたの恋と重なる場面がきっとあるはずです。
語り手は、恋愛未遂研究員みらい。
最後まで読めば、“タイミング”のせいにできない理由が見えてくる。
第1話|「タイミングが悪い」で片づける男
「俺、ほんとタイミング悪いんだよね〜」
わくいっち★がよく使うこのセリフ。
でも正直、それって——ただの“選べない言い訳”じゃない?
合コンで複数LINEを送り、誰にも決めきれずに未遂。
予定ぎっしり女子の“スキマ”に滑り込めずに未遂。
返信が遅い女子に合わせられず、またまた未遂。
恋愛がうまくいかないのは、本当に“タイミング”のせい?
それとも、動けない自分のせい?
多趣味女子と“タイミング合わない恋愛”は、スキマ時間対応だった
あの日の合コン。
当時29歳のわくいっち★は、いつも通り「AちゃんもBちゃんもいいな〜」モード。
で、どっちにもLINE送って、どっちにも好かれず終了。
選べない男は、誰にも選ばれない。
Kちゃんは“できる女”の代表格。
美容デー、試飲イベント、英会話、友達ランチ……
スケジュール帳が“秒”で埋まっているタイプだった。
そんなKちゃんから来た返信は——
「この日なら、3時間だけ空いてます♪」
え、恋愛も“スキマ時間対応”なん?
って思うけど、それが現実。

一方、代表はいつでも空いてるくせに
素直に返せなかった…
Kちゃんはまぶしかった。けど、
彼女の予定表の中に“俺”という予定が入ることは、最後までなかった。
第2話|“余計な一言”で終わる恋
恋って、「好きだったのに、余計な一言で終わった」がいちばんキツい。
……まさに、それをやらかしたのがわくいっち★だった。
幼稚園の先生・Yちゃんに惹かれたあの日
会社員時代、33歳のわくいっち★は合コンに参加。
そこにいたのが、8歳年下の幼稚園の先生——Yちゃん。
明るくて、柔らかくて、落ち着いた空気感があって。
グループで話していても、わくいっち★は自然とYちゃんに目がいっていた。
「なんか、この子いいな」
「いけるかも」
——そう感じていた、あの日。
合コンで放った“余計な一言”
場は盛り上がっていた。笑顔もあった。会話も弾んでいた。
でもその中で、わくいっち★は調子に乗ってしまい——ちょっと強気な一言を口にしてしまった。
その瞬間、Yちゃんの表情がふっと変わった。
少し笑った。でも、どこか引いていたようにも見えた。
「あ、やっちゃったかも……」
空気は壊れてなかった。
でも確実に“ズレ”始めていた。
“余計な一言”が残すダメージ
後日、LINEでも普通にやりとりはできた。
でも流れは微妙に変わっていた。
勇気を出して食事に誘った代表。
返ってきたのは——
「E先生誘えばいいじゃないですか〜🤣」

その瞬間、わくいっち★は悟った。
あ、終わった。完全に俺じゃないやつだ。
恋愛における“余計な一言”の正体
- イジりすぎ→相手の自己評価を下げる
- 自慢混じり→自己中心に聞こえる
- 強すぎるツッコミ→場を冷やす
恋愛はタイミングだけでなく、たった一言で印象が180度変わる。
だからこそ——「余計な一言 恋愛」を避ける技術が必要なんです。
第3話|花火とトイレと、未遂の距離。
職場の先輩・Wさんに抱いた淡い感情
会社の先輩・Wさんは、落ち着きがあって、サバサバしてて、てきぱき動くタイプだった。
恋愛対象として意識してたわけじゃない。
でも一緒にいる時間が自然と心地よくて、気づけば、目で追っていた。
社員旅行、雨の花火、ふたりきりの時間
社員旅行先の花火大会は、まさかの雨。
レインコートを着て移動していたとき、ふと隣にいたのはWさん。
ふたりきりになった瞬間、彼女が少し柔らかい声で話しかけてきた。
「あの瞬間、たしかにWさんを“女性”として見ていた。」

「俺ちょっと、トイレ行ってくるわ」——恋、終わる。
ふとわくいっち★が席を立った。
「ちょっとトイレ行ってくるね。」
戻ってきたら——Wさんはもう、別の社員たちと合流していた。
もう、ふたりきりには戻れなかった。
“箸越し未遂”——たった一口で終わったかもしれない恋
帰りのバスで配られた弁当。
Wさんが少しだけおかずを残していた。
わくいっち★は冗談混じりに言った。
「それ、もらっていいですか?」
「……でも私が使った箸ですよ?」
「うん、大丈夫です。」
Wさんは少し照れたように笑った(気がした)。
でもそれっきり。進展はなかった。
恋は進展しなかった。
でも、あの夜のふたりきりの時間と一瞬の笑顔は、確かに“恋未遂”。
未遂を生む5つのパターンとちょっとした工夫
3つのエピソードを振り返ると、やっぱり「タイミング」よりも小さなクセや一言で未遂になってたのが分かります。
そこで、わくいっち★の失敗から見えた5つのパターンを、軽くまとめておきます。
① 選べないと誰にも選ばれない
「AちゃんもBちゃんもいいな〜」ってやってると、どっちにも伝わらない。
ひとりに絞ってサクッと誘うのが大事。
② 余計な一言が空気を冷やす
盛り上がってたのに、強めの冗談ひとつでシーン…。
「褒める+質問」でつなぐと安心感が残ります。
③ 返信の速さが合わない
既読が3日後だと気持ちも下がる。
でも逆にこっちが即レスすぎても温度差が出る。
相手のペースに少し寄せるだけで変わります。
④ 温度差を放っておかない
「いい感じかも」って思ってても、相手はまだそこまでじゃないことも。
短い時間で会う/軽いきっかけからに切り替えるのがコツ。
⑤ 場の設計がゆるい
「いつでも大丈夫」より「この日この時間なら30分だけ」って言った方が動きやすい。
具体的なミニ提案が恋の入り口を作ります。
✅ 未遂を減らすコツはむずかしいことじゃなくて、
「ちょっと軽く・ちょっと具体的に」動くこと。
【まとめ】恋愛がうまくいかない理由は“タイミング”だけじゃない
ここまで読んでくれたあなたへ。
きっとどこかで「あ、自分も似てるかも」って思った未遂があったはず。
わくいっち★のエピソードが教えてくれるのは、
恋の未遂はタイミングより「選べなさ」「余計な一言」「場の設計の弱さ」など行動面に原因があるということ。
✅ 今日のおさらい:
・未遂の原因はタイミングではなく行動パターン
・直し方は「即決・言い換え・小さな導線」
・恋の未遂は“ちゃんと好きになった証拠”
「あのとき動いていれば…」と悔やむ気持ちも、実は成長の材料。
だから次は、運に任せず設計して当てにいこう。